ChromeがPWAの扱いを若干変えるらしい

December 21, 2020

BaHo Advent Calendar 2020 21 日目担当の BaHo 猫 です。

先日行われた Chrome Developer Summit のセッションで PWA について気になる言及があったのでメモ感覚で記事にしていきます。

PWA のオフラインサポートを検知する新しいロジック

manifest.json、HTTPS Domain、Icons の他に正しく動作する service worker がないと Chrome の UI から PWA としてインストールすることができなくなるらしい。 特に service worker については、PWA のメインページに対してダミーの HTTP リクエストを送信し、service worker を正しく 200 として処理できていなければ無効扱いとするなど、何がなんでも恐竜のページが表示されるのを防ぎたいようです。

これは Chrome 88 から開発者コンソールで自身の PWA の状態についての warning が出るようになり、数回のリリースのうちにに向けても公開されるそうです。 ホーム画面にアイコンを追加して欲しくて PWA っぽくやってきたけど service worker は作り込んでない開発者の皆さんは今後の対応に追われそうですね。